読み始めたら、一気に読み終わった。
彼女のひたむきさは勿論なのだが、彼女のお父さんやお母さんの気持ちを考えたら泣けた。
とにかく泣けた。
世界の多くの、子を持つサーファーに読んで欲しい。
同じ年代の娘を持つものとして、娘にこのような悲劇が訪れた時、どう接すればいいのか分からない。映画化されるようだが、是非親の目線での描写も入れて欲しいと思う。
タイトルの題名のチャリティTシャツが売られたそうである。
できることなら日本でも売って欲しいものだと思う。
彼女がこの大惨事に巻き込まれたのはわずか1年半ほど前の話。まだ13歳のとき。
大の大人であっても、片腕を失うという悲劇が自分の身に降りかかれば
1年半という短い時間では傷は癒えてはいないのではないか?と想像します。
しかも彼女はサーフィンを何よりも優先するために普通の学校へは行かず、
ホームスクリーングで勉強をしながらプロサーファーになるために
日々海に向かっていたのです。それだけサーフィンに懸ける情熱は相当のもの。
だからこそ余計に片腕を失った現実を受け入れるのはどれだけ酷なものか…
そう思っていました。でも彼女は事故からわずか1ヵ月後にサーフィンを再開するのです。
どうやってその現実を乗り越え、また夢に向かうことができたのか…。
その答えは彼女の場合、とってもシンプルでした。
サーフィンと信仰、そして家族や友人、仲間を基盤としたライフスタイルの中で
彼女はまた海に向かうことができるようになり、今でもサーフィンを続けています。
今でも恐怖が残っていると彼女は素直に語っています。
それでも神様のプランの一部であることを誇りに思っているとも。
訳者さんもあとがきで書いていますが、13歳にして自分のやりたいこと、守るべきものが
はっきりとしているべサニーに勇気付けられる人は少なくないはず。
私もその1人になりました。これからも彼女の活躍を祈っています。