『ニーベルンゲン』の歌をメインにそれ以降の著作を多く取り上げた前著『ニーベルンゲンの歌を読む』との違いは、ジークフリートのルーツを見るために北欧の古典『エッダ』『ヴォルスンガ・サガ』『ティードレクス・サガ』をも取り上げているところ。しかしそれ以外の部分についてはほとんどが前著の繰り返しと思ってよい(文章もほぼ同じ!)。『ニーベルンゲンの歌』については前著よりも簡略化されているが。したがって『ニーベルンゲン』の歌について詳細な解説が読みたいならば前著、伝説の全体像について把握したいならば本書ということになるだろう。
本音をいえば、前著を読んでいるため、あまり面白みはなかった。