寂れた田舎街からの再生の軌跡を詳細に描いている。
植樹ひとつを取り上げても、
どの樹木をどの場所にどのように植えるべきなのか、
その一つひとつに対するこだわりと理由を記している。
また、黒川温泉を東京ディズニーランドと比較するなど、
マーケティングに関する示唆にも富んでいる。
まちづくりに携わる人だけでなく、
全てのビジネスパーソンにお薦めしたい一冊である。
「僕らがやっちょることは、「和」の心を形にする作業だ」
という筆者の言葉が心に響く。
人々が意識下で求めているもの、本当に大切なものを
思い起こしてくれる一冊でもある。