但し、私が問題にしたいのはこの著者の言う、「10%の利回りがなければマンションなどやれろ」という一節である。現在日本で出回っている不動産投資ファンドの利回りは5%程度である。つまりプロが運用している不動産といえどもその程度でしかない。(私募債で利率20%というのがあるそうだが、お目にかかったことはない)
この著者の前著を参考にし、ネットで各地の賃貸料を元に計算してみたが、23区内のよほどローケーションの良い物件以外10%のリターンは無理である。
もし、著者がどのような不動産でもその利回りで回せるのなら、私は彼の手がけた不動産資金は50億ではなく、5000億になっていると思えるのだが。