タイトルに「経理の作法」とあり、経理関係の方が読む本という印象を強く与えています。しかし、内容的には販売業務・購買業務をはじめとするどんな企業にでも存在する一般的な業務の流れと各業務に関するチェック(いわゆる内部統制)のポイントがわかりやすく記載されていますから、経理関係者(新人会計士をはじめ)だけでなく、全ての企業の管理関係のお仕事に就こうとされている方、また簿記は知っているけど、企業の実務を全く知らない方などに役立つ、大変お奨めの本です。
今静かにプロセスマネジメントの考え方が、経営改善の世界で注目されています。この本はフローチャートを使用して、基幹業務をプロセスの視点で分析しており、ベストプラクティスとまでは言えないかもしれませんが、簡易なベンチマーキングにも使えるのではないかと思います。
著者の鈴木豊氏は弊社の競業である某監査法人の方ですが、この本はくやしいけどお勧めです。