特に目からウロコが落ちるというような話ではなく,オーソドックスなリーダ論かと思います.理念としてはよく分かりますし,そのように行動したいと思っていますが,では具体的にはどうなのという問いにはあまり答えてくれていません.それでも,それを補うために,実際の男性用圧着靴下プロジェクトの話がコラムとして載せてあり,具体例として非常に参考になります.
エピローグでは「マニュアル本に頼らず,実践して自分で考えろ」というオチがついていて,「何ナノ?」という感じですが,時々パラパラっとめくって図を眺めることで初心を思い出すのによさそうな本です.
学術的な、リーダシップの理論やモチベーションの理論を説明した本ではなく、実践の中で培ったものを、実践の中でどう活用するか、という視点で書いてあります。
チームのメンバーへの働きかけ、行動という「内向き」の話題が多かったのが、(個人的には)少し、残念な気がしました。
見開き2ページで、左側が解説、右側が図解となってます。かなりのスピードで読めます。ポイント(リーダーの行動指針)がつかみやすくなっています。経験や前提知識なしでも、読める本だと思います。