お手軽米国教育事情早分かり本。読了に半日も要りません。米国教育は,“初等教育失敗,高等教育成功”と特徴付けられているが,本書も高等教育が中心で,第五章は高等教育に関連する話題(つまり有名高校)に限られている。アイビーリーグ大学(ハーバード,イェール,ペンシルバニア,コロンビア,プリンストン,ブラウン,ダートマス,コーネル)を知らない素人には入門書として好適だと思う。
ただし,著者は教育の専門家ではないために,著述の突っ込みは甘い(たとえば,米国教育制度の長所が述べられておれば,当然その反面での短所も取り上げられるべきだが,それは殆んどなかった)。それでも,米国有名高校(ボーディングスクール)の「寮生授業料」が3万〜3.3万ドル($1=120円で360万〜396万円)することまでは知らなかった(147頁)。単純計算で月額30万円要るのね・・・・。そういえば,先日テレビで見た日本国内のインタナショナルスクールは月額で15万円だったなぁ。(724字)
本書の著者はミノルタに入社後、アメリカに長く駐在し、多くのアメリカのエリートとかかわりを持ってきたとのことです。
その経験を通じて、完全に立場の逆転したアメリカに対し、日本はアメリカの教育を見習うべきと提唱しています。
アメリカのエリート教育の実態知ることができるとともに、日本の今後の将来について考えさせられる良書だと思います。