正直いうと、劇団☆新感線の舞台も
この『髑髏城の七人』もサッパリ見たことないのですが、
何故か惹かれるものがあって購入・読破。
うんうん、
劇団☆新感線が何故人気があって
『髑髏城の七人』が何故代表作なのか
納得できるような読み物でした。
まず、登場キャラが活き活きしている。
個性の強いヤツらばかりなので
書き分けがさぞ難しそうではありますが、
それをサラリとやっているあたりは
当て書きに近いことができているからなのか。
お話のほうも破天荒な時代劇をベースにしながら
二転三転するのでおもしろい。
ストレスなく一気に最後まで読めました。
劇団☆新感線の舞台、
見に行きたくなりました。
アクションメインの舞台では描くのが難しいキャラクターの心情描写も多く、この人はこういう思いでこういう行動を取ったのかというような新たな発見もありました。
しかし、舞台を見ていない人が初めてこれを読んで、どの程度惹きつけられるかな……という疑問は残りました。
舞台を見ていて、すでにストーリーやキャラクターを知っている人なら、そこそこ興味深く読めるのではないかと思います。
個人的には、極楽太夫と狭霧の性格が舞台版よりおとなしいのがちょっと残念なんですが……。